2009年07月09日
鮎ダモ修理1
ネタがないので釣具の修理記録でも…
ちなみに、写真を撮り始めたのがある程度作業が進んでからなので途中までは写真がありません。
といっても自分のでは有りません。
会社の釣り仲間のタモです。
父親が昔使っていたらしいのですが、
そのときにグリップを短く加工してあったらしく、
なんとか長く出来ないかということで預かりました。
かなり太目の布袋竹の在庫があったので、それを利用することにしました。

まずはもともとのグリップからジョイント金具(イメージ画像の黒部分)を外そうとしますが、
強力に接着されているらしく外れません。
なので、グリップを削って竹の内径にあわせてはめ込むことにしました。
が、もともとのジョイント部を覆うようにアルミのカバー(イメージ画像の灰部分)がついており、
これも外せない。
仕方ないのでアルミ部分を棒ヤスリで切断しました。
このとき暑くて扇風機をかけていたのが大失敗。
削ったアルミ粉末が太ももの上にこぼれてチクチク痛い!
続いてグリップを削っていきますが、これが意外に硬くなかなか削れません。
ひとまず内径ギリギリの太さまで削ってから、やや楕円形になるようにさらに削っていきます。
これは竹に差し込んで樹脂で固定したときに回転してしまうのを防ぐためです。
結局アルミ部分の除去ともともとのグリップを削るのに3時間かかってしまいました。
いい感じに削れたら、コニシボンドのウッドエポキシを削ったグリップに塗りつけ、新しいグリップの竹に差し込みます。
ウッドエポキシは硬化するときに縮まないので隙間が出来ず、釣具の製作にはうってつけです
竹の中に水が入ると痛む原因になるので、隙間が出来ないようしっかりと押し付けます。
ついでにグリップの尻側にもつめておきました。
と、ここでようやく写真を撮っていないことに気づきました(笑)
ウッドエポキシが切削可能な硬さになるまで2日ほど放置し、カッターで削って形を整えます。
あまり長時間放置しておくと完全に硬化し、加工が大変になるので要注意です。
タモ本隊と竹の間のライトブラウンの部分がウッドエポキシです。

続いてキリで穴を開け、竹の割り箸をぴったりの太さに削ったものに接着剤を付けて刺し固定します。
回転やすっぽ抜けを防ぐための目釘の代わりです。

また1日放置して接着剤が完全に乾いたら飛び出た部分を切断し、グリップから飛び出さないように削ります。

これで削ったり固定したりの部分は終了です。
あとは塗装工程ですが、長くなってきましたのでまた次回~

ちなみに、写真を撮り始めたのがある程度作業が進んでからなので途中までは写真がありません。
といっても自分のでは有りません。
会社の釣り仲間のタモです。
父親が昔使っていたらしいのですが、
そのときにグリップを短く加工してあったらしく、
なんとか長く出来ないかということで預かりました。
かなり太目の布袋竹の在庫があったので、それを利用することにしました。

まずはもともとのグリップからジョイント金具(イメージ画像の黒部分)を外そうとしますが、
強力に接着されているらしく外れません。
なので、グリップを削って竹の内径にあわせてはめ込むことにしました。
が、もともとのジョイント部を覆うようにアルミのカバー(イメージ画像の灰部分)がついており、
これも外せない。
仕方ないのでアルミ部分を棒ヤスリで切断しました。
このとき暑くて扇風機をかけていたのが大失敗。
削ったアルミ粉末が太ももの上にこぼれてチクチク痛い!
続いてグリップを削っていきますが、これが意外に硬くなかなか削れません。
ひとまず内径ギリギリの太さまで削ってから、やや楕円形になるようにさらに削っていきます。
これは竹に差し込んで樹脂で固定したときに回転してしまうのを防ぐためです。
結局アルミ部分の除去ともともとのグリップを削るのに3時間かかってしまいました。
いい感じに削れたら、コニシボンドのウッドエポキシを削ったグリップに塗りつけ、新しいグリップの竹に差し込みます。
ウッドエポキシは硬化するときに縮まないので隙間が出来ず、釣具の製作にはうってつけです
竹の中に水が入ると痛む原因になるので、隙間が出来ないようしっかりと押し付けます。
ついでにグリップの尻側にもつめておきました。
と、ここでようやく写真を撮っていないことに気づきました(笑)
ウッドエポキシが切削可能な硬さになるまで2日ほど放置し、カッターで削って形を整えます。
あまり長時間放置しておくと完全に硬化し、加工が大変になるので要注意です。
タモ本隊と竹の間のライトブラウンの部分がウッドエポキシです。

続いてキリで穴を開け、竹の割り箸をぴったりの太さに削ったものに接着剤を付けて刺し固定します。
回転やすっぽ抜けを防ぐための目釘の代わりです。

また1日放置して接着剤が完全に乾いたら飛び出た部分を切断し、グリップから飛び出さないように削ります。

これで削ったり固定したりの部分は終了です。
あとは塗装工程ですが、長くなってきましたのでまた次回~

Posted by 釣食人 at 23:07│Comments(1)
│釣具製作
この記事へのコメント
こりゃ丁寧な仕事ぶりですな!
竹の部分がもともとええ味出したところにさらに目釘を入れて、またさらに塗装したらええ色なるでしょうね〜。
今は目釘のほうが色薄いけど塗装したら竹より濃くなりそですね。
…それがまた雰囲気よさげに仕上がりそうですね(^^)
竹の部分がもともとええ味出したところにさらに目釘を入れて、またさらに塗装したらええ色なるでしょうね〜。
今は目釘のほうが色薄いけど塗装したら竹より濃くなりそですね。
…それがまた雰囲気よさげに仕上がりそうですね(^^)
Posted by ムーチョ at 2009年07月10日 21:12
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