2012年08月19日
最近のテンヤ作りと兄貴の釣果
以前のブログを参考にテンヤを作られている方がいらっしゃるようなので、
私の最近の作り方を載せておきます。
まず、使用する針について
以前はダイワのD-MAXタチウオ スピードを使用していましたが、
使っていくうちにちょっと不便な点が発覚。
針先が軽く内側にカーブしているので刺さりは良い反面、
根の粗い場所で使用して針先が根にぶつかると針先が鈍くなりやすいのが問題でした。
普通は針先が鈍ったらフックシャープナーで研げばいいんですが、
カーブしている針先は若干研ぎにくく手間でした。
で、いろんなメーカーのいろんな種類の針を取り寄せて辿り着いたのがこの針。

がまかつ(Gamakatsu) バラ 船タチウオ
サイズは大きめでもバネのように弾性があり、D-MAXより丈夫な感じ。
細身の線径でワームフック形状ながらアイの部分が小さく針先は充分鋭い。
普通のワームフックではアイが大きく、テンヤの穴を通らないのでダメです。
また、エサズレ防止用のケン付きのタチウオ針は曲げの過程で折れやすいです。
糸は以前と変わらずシーハンター8号。

YGKよつあみ ガリス シーハンター 5m
この針を前と同じように軽くカーブさせていきます。(上が曲げた後の針)
曲げる際、ペンチで直接挟むとせっかくの防錆コーティングが剥げてしまうので、
ペンチと針の間に布を噛ませるか、指で曲げましょう。

曲げたら、フックのフトコロ側からアイにシーハンターを通し、
内掛け結びまたは外掛け結びで結びます。
慣れればシーハンターの廃棄部分は1cm以下に出来ます。
マダイ用のテンヤを作る場合は、マダイ用の片下工されたテンヤ針を結べばOKです。
シーハンターを内掛け結びすれば解けません。
この場合、針の大きさはメーカーにもよりますが17~18号ぐらい?
親針を結んだら、チモトから4cmぐらいの位置に8の字結びでチチワを作ります。
解けないようにギッチリと締めこんでおきましょう。
締めこんだらチチワから3mmぐらいでカット。

シーハンターを折り曲げてオモリの穴に差込んで穴の反対側に折り曲げたループを出し、
チチワは親針側に出るよう調整してハンマーで叩きます。
これで本体は出来上がりです。

続いて適当に塗装していきます。
塗って効果があるのかは知らないけれど、なんとなく塗ったほうが釣れそうな気がするだけです。
基本的には下塗り不要で、好きな色のマニキュアを三回ぐらい重ね塗りすればOKです。
夜行カラーにする場合は白マニキュア→夜光塗料→透明マニキュアにしたほうがきれいになります。
マニキュアで色を塗る場合は換気をしっかりしないと、
いつの間にか気持ちよくなってしまう可能性があるので要注意です。

塗装が終わったら、フロロライン(4~5号)をチチワに結び、
反対側に親針よりちょっと長くなるように孫針を結びます。
孫針とラインを結んでからチチワに結ぶこともできなくは無いですが、
若干孫針ハリスの長さを調整しにくいです。

ここで使う孫針は普通のマダイ針でいいと思います。
安くて本数が多いのはこのあたり。

がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢湾真鯛王

がまかつ(Gamakatsu) バラ A1 一刀真鯛
保管は孫針のラインが曲がらないように、何かに刺しておきましょう。
私はホームセンターで買ってきたバスマットにスリットを入れて使っています。
孫針は断面に刺し、親針はスリットに差し込んでいます。
発泡スチロールより弾力が強くて耐久性があるので、何度でも再利用できます。
あとはこのままパッキンつきのタッパーへ仕舞います。

親針は爪に針先が引っかからなくなったら研ぎ、
孫針は釣行ごとに使用したものを交換で根掛りロストしない限り使えます。
本来はチモト付近にコブを作って別の細い糸で巻きとめたり、
リーダーを結ぶ部分のループもちゃんと輪になるように結んだり、
孫針もシーハンターで取り付けたりするらしいですが、
細い糸で巻くのは面倒だし、ハンマーで叩いてしまえばループがすっぽ抜けることもないし、
シーハンターは高いから出来るだけ使用量を抑えたいし、
孫針は交換できるようにしたいし…ということで今の形に落ち着きました。
一個作るのに5分もあれば出来ますので、釣行費用を抑えたい人は是非自作してみてください。
おまけ
久しぶりに兄貴の釣果
8/11 午前中
23~27cmぐらいの良型アマゴが連発したらしいです。
写真の以外にも何匹か釣れたとか。

写真を撮る時に並べる向きを間違えたらしいので画像を反転させてみましたが、
タバコの箱の文字でモロバレですね( ´,_ゝ`)
若干黒っぽく見えるのは婚姻色でも出始めたのかな?
次の週末は所用により多分出撃無し予定です。
私の最近の作り方を載せておきます。
まず、使用する針について
以前はダイワのD-MAXタチウオ スピードを使用していましたが、
使っていくうちにちょっと不便な点が発覚。
針先が軽く内側にカーブしているので刺さりは良い反面、
根の粗い場所で使用して針先が根にぶつかると針先が鈍くなりやすいのが問題でした。
普通は針先が鈍ったらフックシャープナーで研げばいいんですが、
カーブしている針先は若干研ぎにくく手間でした。
で、いろんなメーカーのいろんな種類の針を取り寄せて辿り着いたのがこの針。

がまかつ(Gamakatsu) バラ 船タチウオ
サイズは大きめでもバネのように弾性があり、D-MAXより丈夫な感じ。
細身の線径でワームフック形状ながらアイの部分が小さく針先は充分鋭い。
普通のワームフックではアイが大きく、テンヤの穴を通らないのでダメです。
また、エサズレ防止用のケン付きのタチウオ針は曲げの過程で折れやすいです。
糸は以前と変わらずシーハンター8号。

YGKよつあみ ガリス シーハンター 5m
この針を前と同じように軽くカーブさせていきます。(上が曲げた後の針)
曲げる際、ペンチで直接挟むとせっかくの防錆コーティングが剥げてしまうので、
ペンチと針の間に布を噛ませるか、指で曲げましょう。
曲げたら、フックのフトコロ側からアイにシーハンターを通し、
内掛け結びまたは外掛け結びで結びます。
慣れればシーハンターの廃棄部分は1cm以下に出来ます。
マダイ用のテンヤを作る場合は、マダイ用の片下工されたテンヤ針を結べばOKです。
シーハンターを内掛け結びすれば解けません。
この場合、針の大きさはメーカーにもよりますが17~18号ぐらい?
親針を結んだら、チモトから4cmぐらいの位置に8の字結びでチチワを作ります。
解けないようにギッチリと締めこんでおきましょう。
締めこんだらチチワから3mmぐらいでカット。
シーハンターを折り曲げてオモリの穴に差込んで穴の反対側に折り曲げたループを出し、
チチワは親針側に出るよう調整してハンマーで叩きます。
これで本体は出来上がりです。
続いて適当に塗装していきます。
塗って効果があるのかは知らないけれど、なんとなく塗ったほうが釣れそうな気がするだけです。
基本的には下塗り不要で、好きな色のマニキュアを三回ぐらい重ね塗りすればOKです。
夜行カラーにする場合は白マニキュア→夜光塗料→透明マニキュアにしたほうがきれいになります。
マニキュアで色を塗る場合は換気をしっかりしないと、
いつの間にか気持ちよくなってしまう可能性があるので要注意です。
塗装が終わったら、フロロライン(4~5号)をチチワに結び、
反対側に親針よりちょっと長くなるように孫針を結びます。
孫針とラインを結んでからチチワに結ぶこともできなくは無いですが、
若干孫針ハリスの長さを調整しにくいです。
ここで使う孫針は普通のマダイ針でいいと思います。
安くて本数が多いのはこのあたり。

がまかつ(Gamakatsu) バラ 伊勢湾真鯛王

がまかつ(Gamakatsu) バラ A1 一刀真鯛
保管は孫針のラインが曲がらないように、何かに刺しておきましょう。
私はホームセンターで買ってきたバスマットにスリットを入れて使っています。
孫針は断面に刺し、親針はスリットに差し込んでいます。
発泡スチロールより弾力が強くて耐久性があるので、何度でも再利用できます。
あとはこのままパッキンつきのタッパーへ仕舞います。
親針は爪に針先が引っかからなくなったら研ぎ、
孫針は釣行ごとに使用したものを交換で根掛りロストしない限り使えます。
本来はチモト付近にコブを作って別の細い糸で巻きとめたり、
リーダーを結ぶ部分のループもちゃんと輪になるように結んだり、
孫針もシーハンターで取り付けたりするらしいですが、
細い糸で巻くのは面倒だし、ハンマーで叩いてしまえばループがすっぽ抜けることもないし、
シーハンターは高いから出来るだけ使用量を抑えたいし、
孫針は交換できるようにしたいし…ということで今の形に落ち着きました。
一個作るのに5分もあれば出来ますので、釣行費用を抑えたい人は是非自作してみてください。
おまけ
久しぶりに兄貴の釣果
8/11 午前中
23~27cmぐらいの良型アマゴが連発したらしいです。
写真の以外にも何匹か釣れたとか。

写真を撮る時に並べる向きを間違えたらしいので画像を反転させてみましたが、
タバコの箱の文字でモロバレですね( ´,_ゝ`)
若干黒っぽく見えるのは婚姻色でも出始めたのかな?
次の週末は所用により多分出撃無し予定です。
2012年06月12日
小物紹介
小物紹介
ボートで釣りをするときに使用している道具は、
釣具は全部まとめてバックル付きコンテナに詰めています。
フタにはステンレス製の定規に穴を開けてネジ止め。

中には分類ごとにパッキン付きのタッパーに詰めた釣具が入っています。
本来、このコンテナの耐過重は45kgまでですが、
中に入れたタッパーが蓋ギリギリの高さまで来るので補強となり、
80kg近い私が座っても余裕です。

左下の赤いボトルは船外機用のガソリンボトル、
青い蓋のタッパーは財布や車の鍵を入れておきます。
その中で、割と便利な道具をちょっと紹介。

タナカ 水産用ハサミ
水産業でノリの網を切ったりするのに使われるハサミ。
耐蝕能力はもちろんのこと、刃自体がかなり肉厚でパワフル。
魚を絞めるのは不安定なボートの上ではナイフを使うと暴れたりして危険ですが、
こいつならエラ蓋から突っ込んで背骨をバチンと切れます。
去年釣った真鯛とか、スズキも簡単に締められたので、
多分ワラサクラスまで対応できると思います。

エア抜き針
深い場所から釣り上げた魚の浮き袋の空気を抜きます。
エアーを抜いてやらないとスカリの中でお腹を上にして浮いてしまい、
どんどん弱っていきます。
カサゴは5m、メバル・キジハタは10m以上の水深から釣り上げたらエアーを抜きます。
もっと針が太くて丈夫なヤツも売ってますが、
できるだけ細いほうが魚へのダメージが少ないだろうとこの注射針タイプを使ってます。
難点は、小さいので紛失の可能性が大。

神経絞めのガイド穴開けピック
普通は氷を割ったりするアイスピックとか釣具屋で専用のを買うんですが、
どうにもピックが太くて刺しにくかったり、
穴を開けて引き抜く時にニードル部分が柄から抜けてしまい使いにくい。
なので、ホームセンターでドライバーとかと一緒に並んでいるニードルを使用中。
そのままでも使えますが、刺さりを良くするために先端をヤスリでちょっと研いでいます。
普通のアイスピックより細くて刺しやすいし、
ステンレス製なので海水でも余裕です。
(ニッケルクロムメッキとかのアイスピックは海水だとあっさり錆びます)

神経絞め用ワイヤー
0.8mmと1.0mmの二本を使っています。
ワイヤーの長さは30cmしかありませんが、
鼻と尻尾の長さがあるので40cmぐらいの魚まで対応できます。
大物は尻尾側からも差し込めばいいので、80cmぐらいまでOK。
海に落としても沈まないように発泡ウキを接着剤で固定しています。

クラゲ落とし
今年はクラゲが多く、仕掛けを巻き上げるとよくクラゲの足が付いています。
コイツが意外と厄介で、指でつまんでも取りにくい上に、
指がチリチリと痛んだり、指の皮が荒れたりします。
ということでDIYでクラゲの足を取る道具を作成しました。
氷用のトングに、カットした台所用スポンジを貼るだけ。製作時間1分。
ちなみに、上記の使える道具たちと違い、買ったっきり出番の無い道具が相当数眠っています(笑)
ボートで釣りをするときに使用している道具は、
釣具は全部まとめてバックル付きコンテナに詰めています。
フタにはステンレス製の定規に穴を開けてネジ止め。

中には分類ごとにパッキン付きのタッパーに詰めた釣具が入っています。
本来、このコンテナの耐過重は45kgまでですが、
中に入れたタッパーが蓋ギリギリの高さまで来るので補強となり、
80kg近い私が座っても余裕です。
左下の赤いボトルは船外機用のガソリンボトル、
青い蓋のタッパーは財布や車の鍵を入れておきます。
その中で、割と便利な道具をちょっと紹介。

タナカ 水産用ハサミ
水産業でノリの網を切ったりするのに使われるハサミ。
耐蝕能力はもちろんのこと、刃自体がかなり肉厚でパワフル。
魚を絞めるのは不安定なボートの上ではナイフを使うと暴れたりして危険ですが、
こいつならエラ蓋から突っ込んで背骨をバチンと切れます。
去年釣った真鯛とか、スズキも簡単に締められたので、
多分ワラサクラスまで対応できると思います。

エア抜き針
深い場所から釣り上げた魚の浮き袋の空気を抜きます。
エアーを抜いてやらないとスカリの中でお腹を上にして浮いてしまい、
どんどん弱っていきます。
カサゴは5m、メバル・キジハタは10m以上の水深から釣り上げたらエアーを抜きます。
もっと針が太くて丈夫なヤツも売ってますが、
できるだけ細いほうが魚へのダメージが少ないだろうとこの注射針タイプを使ってます。
難点は、小さいので紛失の可能性が大。

神経絞めのガイド穴開けピック
普通は氷を割ったりするアイスピックとか釣具屋で専用のを買うんですが、
どうにもピックが太くて刺しにくかったり、
穴を開けて引き抜く時にニードル部分が柄から抜けてしまい使いにくい。
なので、ホームセンターでドライバーとかと一緒に並んでいるニードルを使用中。
そのままでも使えますが、刺さりを良くするために先端をヤスリでちょっと研いでいます。
普通のアイスピックより細くて刺しやすいし、
ステンレス製なので海水でも余裕です。
(ニッケルクロムメッキとかのアイスピックは海水だとあっさり錆びます)
神経絞め用ワイヤー
0.8mmと1.0mmの二本を使っています。
ワイヤーの長さは30cmしかありませんが、
鼻と尻尾の長さがあるので40cmぐらいの魚まで対応できます。
大物は尻尾側からも差し込めばいいので、80cmぐらいまでOK。
海に落としても沈まないように発泡ウキを接着剤で固定しています。

クラゲ落とし
今年はクラゲが多く、仕掛けを巻き上げるとよくクラゲの足が付いています。
コイツが意外と厄介で、指でつまんでも取りにくい上に、
指がチリチリと痛んだり、指の皮が荒れたりします。
ということでDIYでクラゲの足を取る道具を作成しました。
氷用のトングに、カットした台所用スポンジを貼るだけ。製作時間1分。
ちなみに、上記の使える道具たちと違い、買ったっきり出番の無い道具が相当数眠っています(笑)
2012年02月16日
アラバマリグ for ロックフィシュ製作
アラバマリグにヒントを得て、ボートから根魚相手に仕えないかと作ってみました。
いろんな方がブログ等でアラバマリグの作り方を公開されているのを参考にさせて頂きました。
1.ステンレスのワイヤー(0.8mmと1mmを一本ずつ)を真ん中で二つ折りにする。

2.ヨリモドシに1で曲げたワイヤー二本を通す。

3.圧着端子をカットし、スリーブ部分を使って根元を固定する。

4.別のワイヤー(0.8mm)の片方の端に小さめの輪っかを作り、45°ぐらいに曲げてから熱収縮チューブで固定する。

5.1mmのアームを二本とも作った輪っかに通す。

6.1mmのアームの一本に中通しオモリを通し、端を曲げて抜けないようにする。

7.フリーのアームに中通しウキを通し15cmほどのところで仕掛け根元に向けて90°に曲げる。
先端に大き目の輪っかを作り、熱収縮チューブで固定する。

8.0.8mmのアームを少し短くしてから三本のアームにスナップ付きヨリモドシを取り付ける。

-------------
ここからは使用時
9.オモリの付いたアームを、根元から1cmぐらいの位置で広げる。
0.8mmのアームが若干上向きになるように広げ、軽く内側にカーブさせる。
オモリの付いていない1mmのアームを軽く上にカーブさせる。
10.リーダーをウキの付いたアームの輪っかに通してから仕掛け根元のヨリモドシに結ぶ。
11.完成!

書き出してみると意外と多かった・・・
ポイントは
1.キャスト・フォール時にはアームジョイント部につけた角度で天秤効果で糸絡みが減る
(ウキの付いたアームの輪っかに角度が付いているため、アームがワーム側へ回りこまない)

2.オモリと0.8mmのアームを内側にカーブさせることで根がかり回避率うp
3.アームが真っ直ぐのままよりワーム同士が接近するので群れ感うp
4.リトリーブ時にはウキの付いたアームはリーダーとほぼ平行になるので感度の低下も最小限
フリーのアームにウキをつけることにより、ステイ時にも常に仕掛けが立って根掛り回避

5.ズル引き時には1mmのアームについたワームが群れから遅れそうな一匹を演出(これは普通のアラバマリグと同じ)
出来れば若干浮力の有るワームを使用したほうがいいと思います。
ウキも黒く塗ったり、アワビシート貼ったりしてもいいかもしれません。
なお、この仕掛けはボートやゴロタ浜からボトムズル引きでロックフィッシュを狙うためのものです。
実地試験はまだなので、上で書いた効果がホントに発揮されるかは知りません
魚が食うかどうかも知りません
私が実際に試すかどうかすら分かりません(爆)
ま、海へいけない間の妄想ってことで…
いろんな方がブログ等でアラバマリグの作り方を公開されているのを参考にさせて頂きました。
1.ステンレスのワイヤー(0.8mmと1mmを一本ずつ)を真ん中で二つ折りにする。
2.ヨリモドシに1で曲げたワイヤー二本を通す。
3.圧着端子をカットし、スリーブ部分を使って根元を固定する。
4.別のワイヤー(0.8mm)の片方の端に小さめの輪っかを作り、45°ぐらいに曲げてから熱収縮チューブで固定する。
5.1mmのアームを二本とも作った輪っかに通す。
6.1mmのアームの一本に中通しオモリを通し、端を曲げて抜けないようにする。
7.フリーのアームに中通しウキを通し15cmほどのところで仕掛け根元に向けて90°に曲げる。
先端に大き目の輪っかを作り、熱収縮チューブで固定する。
8.0.8mmのアームを少し短くしてから三本のアームにスナップ付きヨリモドシを取り付ける。
-------------
ここからは使用時
9.オモリの付いたアームを、根元から1cmぐらいの位置で広げる。
0.8mmのアームが若干上向きになるように広げ、軽く内側にカーブさせる。
オモリの付いていない1mmのアームを軽く上にカーブさせる。
10.リーダーをウキの付いたアームの輪っかに通してから仕掛け根元のヨリモドシに結ぶ。
11.完成!
書き出してみると意外と多かった・・・
ポイントは
1.キャスト・フォール時にはアームジョイント部につけた角度で天秤効果で糸絡みが減る
(ウキの付いたアームの輪っかに角度が付いているため、アームがワーム側へ回りこまない)
2.オモリと0.8mmのアームを内側にカーブさせることで根がかり回避率うp
3.アームが真っ直ぐのままよりワーム同士が接近するので群れ感うp
4.リトリーブ時にはウキの付いたアームはリーダーとほぼ平行になるので感度の低下も最小限
フリーのアームにウキをつけることにより、ステイ時にも常に仕掛けが立って根掛り回避
5.ズル引き時には1mmのアームについたワームが群れから遅れそうな一匹を演出(これは普通のアラバマリグと同じ)
出来れば若干浮力の有るワームを使用したほうがいいと思います。
ウキも黒く塗ったり、アワビシート貼ったりしてもいいかもしれません。
なお、この仕掛けはボートやゴロタ浜からボトムズル引きでロックフィッシュを狙うためのものです。
実地試験はまだなので、上で書いた効果がホントに発揮されるかは知りません
魚が食うかどうかも知りません
私が実際に試すかどうかすら分かりません(爆)
ま、海へいけない間の妄想ってことで…
2012年02月12日
船外機スタンド製作
船外機用のスタンドを作りました。
安原エンジンサービスさんの工作室を参考に、
ある程度のオリジナル分を追加して作ったのがこれだ!

うん、地味だ。
防腐剤の色が思ったより濃くて、重ね塗りしたらこげ茶色に…
もっと軽めの茶色だと思ったんだけどなぁ(´・ω・`)
エンジンの下端が結構地面スレスレなので、メンテナンス時には土台の上に置きます。
こっちも後で防腐剤を塗る予定。

さて、最初からもうちょっと高めにスタンドを作ればいいのにと思った貴方、だいたい正解。
しかし、我が愛車のレガシィは荷室の高さが低いため、
ミニバンのように船外機をスタンドに立てたままでは積めないのです…
タクジグさんにお聞きしたらチルトアップしたような状態で運搬されてるとのことだったので、そのアイデアを頂いて設計。
スタンドをギリギリの高さで作った上で端を斜めにカットし、
ひっくり返すことでなんとか車載できるようになりました。
走行時には天井に有るチャイルドシート固定用の金具に紐を通して急カーブでも倒れないようにする予定です。

一応ガソリンを抜けば横倒しで運搬できるみたいですが、
海で釣りの後にガソリン抜くのは手間だし、魚が油臭くなりそうなので…
さて、これでいつでも船外機デビューできる!と思ったら新たな問題が発生。
ガソリン携行缶がないorz
正確には亜鉛メッキ鋼板製のは売ってるんだけど、ステンレス製・3㍑のがどこも品切れ。
ボートに積み込むと海水がかかるからステンレスのほうがいいし、
5㍑サイズになるとボートの上で 邪魔になりそうで困った困った。
販売店いわく4月中旬ごろに入荷する予定らしいのでそれまで待つか、
とりあえずメッキ鋼板製のを買っちゃうかで悩み中です。
安原エンジンサービスさんの工作室を参考に、
ある程度のオリジナル分を追加して作ったのがこれだ!

うん、地味だ。
防腐剤の色が思ったより濃くて、重ね塗りしたらこげ茶色に…
もっと軽めの茶色だと思ったんだけどなぁ(´・ω・`)
エンジンの下端が結構地面スレスレなので、メンテナンス時には土台の上に置きます。
こっちも後で防腐剤を塗る予定。

さて、最初からもうちょっと高めにスタンドを作ればいいのにと思った貴方、だいたい正解。
しかし、我が愛車のレガシィは荷室の高さが低いため、
ミニバンのように船外機をスタンドに立てたままでは積めないのです…
タクジグさんにお聞きしたらチルトアップしたような状態で運搬されてるとのことだったので、そのアイデアを頂いて設計。
スタンドをギリギリの高さで作った上で端を斜めにカットし、
ひっくり返すことでなんとか車載できるようになりました。
走行時には天井に有るチャイルドシート固定用の金具に紐を通して急カーブでも倒れないようにする予定です。

一応ガソリンを抜けば横倒しで運搬できるみたいですが、
海で釣りの後にガソリン抜くのは手間だし、魚が油臭くなりそうなので…
さて、これでいつでも船外機デビューできる!と思ったら新たな問題が発生。
ガソリン携行缶がないorz
正確には亜鉛メッキ鋼板製のは売ってるんだけど、ステンレス製・3㍑のがどこも品切れ。
ボートに積み込むと海水がかかるからステンレスのほうがいいし、
5㍑サイズになるとボートの上で 邪魔になりそうで困った困った。
販売店いわく4月中旬ごろに入荷する予定らしいのでそれまで待つか、
とりあえずメッキ鋼板製のを買っちゃうかで悩み中です。
2011年06月25日
自作キス天秤
今回持ち込んだ自作天秤が、わりといい感じだったので、
ちょっと紹介してみます。
これまでの経験から
・キスは海底から10~20cmぐらいを泳いでるから、
ベタ底に付けちゃうより、若干浮かせたほうがいいらしい
・通常の弓形天秤はアタリがわかりにくい
・全遊動天秤はアワセが決まりにくい
・糸をピンと張っていないと天秤が倒れて仕掛けが海底に寝てしまう
・仕掛けが寝てしまうと潮に乗らず食いが悪い?
・ちょっと放置するとメゴチやヒトデ、ウミケムシが食ってしまう
で、今のところこれらに対して一番有効そうだと思ったのが前回紹介した半遊動天秤
しかし、
・道糸と海底が垂直に近くなると、天秤のハリス側が海底に接してしまう
・糸がゆるんでいると海底に寝てしまう
・アームが真っ直ぐなため、バネ効果による針掛かりupは見込めない
という問題がある気がしました。
(あくまで想像です、実際に海底で見たわけじゃありません)
で、とりあえず作ってみました。
※熱収縮チューブの部分はステンレス線を折り返してから固定しています
材料:0.8mmステンレス鋼線45cm
:小型のヨリモドシ
:小型のスナップ
:蛍光ビーズ(ハードタイプ)
:熱収縮チューブ
:発泡スチロール球10~15mm

道糸側アーム :15cm
ハリス側アーム:22cm
可動部分 : 2cm
オモリ側アーム:13cm
・半遊動天秤と同じかそれ以上の感度であたりが出る(かもしれない)
・アームが2cmほどスライドできるから↑で紹介したやつより食い込みがいい(はず)
・糸を張っていればオモリが着底していても海底から20cmをキープできる(と思う)
・発泡スチロール球が潮を受けて天秤のアームを潮下に向けてくれる(んじゃないかな)
・天秤の軸が倒れていてもアームだけは立ってくれる(風呂場で確認済み)
・弓型天秤と同じくアームのバネ効果が期待できる(多分)
・道糸側、ハリス側を長く取ることで、
オモリ側アームが回転しても仕掛けにからみにくい(きっと)
ちなみに、発泡スチロール球は10mmので真水で、
ギリギリ0.8mmのステンレス線のアームを立たせられたので、
海水ならしっかりアームが立つはず。
1.0mmのステンレス線を使うと重さに負けてアームが寝ます。
で、前回使ってみて、わりと目論見どおりの結果を残してくれました。
朝一から正午まで使ってノートラブル
感度は通常の弓形天秤よりいい(気がする)
ズボ釣りSEより感度の鈍い竿にセットしたのに、
市販の半遊動天秤を付けたズボ釣りSEと同等の感度を発揮(気がする)
アタリがあったらほとんどが針がかりまで持ち込めた(気がする)
アタリがもう一本の竿より頻繁だった(気がする)
魚が咥えた時の天秤の動きとかもうちょっと改良できそうな気がするので、
(可動部分の曲げとか長さとか)
また妄想しながら改良してみよう。
まぁ、実はこれらの問題は胴付き仕掛けならあらかた解決するんだけどね(オイ
ちょっと紹介してみます。
これまでの経験から
・キスは海底から10~20cmぐらいを泳いでるから、
ベタ底に付けちゃうより、若干浮かせたほうがいいらしい
・通常の弓形天秤はアタリがわかりにくい
・全遊動天秤はアワセが決まりにくい
・糸をピンと張っていないと天秤が倒れて仕掛けが海底に寝てしまう
・仕掛けが寝てしまうと潮に乗らず食いが悪い?
・ちょっと放置するとメゴチやヒトデ、ウミケムシが食ってしまう
で、今のところこれらに対して一番有効そうだと思ったのが前回紹介した半遊動天秤
しかし、
・道糸と海底が垂直に近くなると、天秤のハリス側が海底に接してしまう
・糸がゆるんでいると海底に寝てしまう
・アームが真っ直ぐなため、バネ効果による針掛かりupは見込めない
という問題がある気がしました。
(あくまで想像です、実際に海底で見たわけじゃありません)
で、とりあえず作ってみました。
※熱収縮チューブの部分はステンレス線を折り返してから固定しています
材料:0.8mmステンレス鋼線45cm
:小型のヨリモドシ
:小型のスナップ
:蛍光ビーズ(ハードタイプ)
:熱収縮チューブ
:発泡スチロール球10~15mm

道糸側アーム :15cm
ハリス側アーム:22cm
可動部分 : 2cm
オモリ側アーム:13cm
・半遊動天秤と同じかそれ以上の感度であたりが出る(かもしれない)
・アームが2cmほどスライドできるから↑で紹介したやつより食い込みがいい(はず)
・糸を張っていればオモリが着底していても海底から20cmをキープできる(と思う)
・発泡スチロール球が潮を受けて天秤のアームを潮下に向けてくれる(んじゃないかな)
・天秤の軸が倒れていてもアームだけは立ってくれる(風呂場で確認済み)
・弓型天秤と同じくアームのバネ効果が期待できる(多分)
・道糸側、ハリス側を長く取ることで、
オモリ側アームが回転しても仕掛けにからみにくい(きっと)
ちなみに、発泡スチロール球は10mmので真水で、
ギリギリ0.8mmのステンレス線のアームを立たせられたので、
海水ならしっかりアームが立つはず。
1.0mmのステンレス線を使うと重さに負けてアームが寝ます。
で、前回使ってみて、わりと目論見どおりの結果を残してくれました。
朝一から正午まで使ってノートラブル
感度は通常の弓形天秤よりいい(気がする)
ズボ釣りSEより感度の鈍い竿にセットしたのに、
市販の半遊動天秤を付けたズボ釣りSEと同等の感度を発揮(気がする)
アタリがあったらほとんどが針がかりまで持ち込めた(気がする)
アタリがもう一本の竿より頻繁だった(気がする)
魚が咥えた時の天秤の動きとかもうちょっと改良できそうな気がするので、
(可動部分の曲げとか長さとか)
また妄想しながら改良してみよう。
まぁ、実はこれらの問題は胴付き仕掛けならあらかた解決するんだけどね(オイ
2010年02月12日
ワカサギ竿作りのススメ その1
なにやらワカサギ釣りに関する考察が各所で(?)はやっているようなので、
私は竿の考察というか作り方でも紹介してみたいと思います。
ドーム船とか氷上の穴釣りだとごく短い竿が主流で、
素材もカーボン・ホズボン・グラスソリッド・金属板等いろいろあるようです。
ただ、私がメインフィールドにしている伊自良湖や入鹿池ではボートでの釣りのため、
1m前後の長めの竿が使われています。
私も最初は市販の竿を使っていたのですが、
感度や調子の面で不満があったので数年前から自作してます。
まずは穂先の選定
ボート用のワカサギ竿の素材として使えるのはグラスソリッドかカーボンソリッドの二種類かと思います
継げばホスボンも使えそうですが、うちの近くの釣具屋では見かけたことがありません。
あと、写真で見る限り結構テーパーが急なので継ぐ相手もかなり太めになりそう。
カーボンソリッドは張りが合ってアワセはきれいに決まるんですが、
前アタリを取れる細さまで削り込むとパキッっと折れやすいので却下。
ということでグラスソリッドを素材に選びます。
次に長さです
手元から竿先まで一本のグラスソリッドで作るか、
バットを中空カーボンにするかで選ぶ長さも変わります。
一本のソリッドで作ると不意に鯉とかがかかってもまず折れませんがちょっと重くなります。
継ぐと軽く作れますが、作るのがちょっと面倒。
一本で作る場合グラスソリッドは90~120cm(1000円ちょい)、継ぐ場合は40cm前後(500円ぐらい)のでOKです。
継ぐ場合は相手になるブランクも一緒に買っておきましょう(300円前後)
いいブランクが見当たらない場合は使い古した延べ竿や磯竿の穂先から2節目でもOKです。
ではいよいよ加工です。
継がずに作る場合はこの工程は必要ありません。
中空ブランクの細いほうにグラスソリッドを細いほうから差込みます。
入るところまで差し込んだら飛び出た部分を3cmぐらい残してカットします。

カットしたら残した部分をサンドペーパーで削り、ブランクの太いほうから差し込んでしっかり固定されるようにテーパーをつけます。

再び共通の工程です
グラスソリッドを電動ドリルに咥えさせ、回転させながらサンドペーパーで好みの調子になるまで削っていきます。
最初は60番ぐらいのサンドペーパーで、好みの調子に近づくにつれて
60→180→300→400→600→1000と徐々に細かくして表面を滑らかにしていきます。
細くなった部分にサンドペーパーを当てるときは強く当てすぎると折れてしまいますので軽く当てるようにしましょう。
調子については個人の好みですが、比較すると
緩い テーパー 急
鈍感 感度 敏感
しにくい フッキング しやすい
バレにくい バレやすさ バレやすい
折れにくい 耐久性 折れやすい
って感じです。
私はだいたい穂先10cmを0.3mmまで削り、そこから10cmぐらいでもともとの太さになるような感じでわりと急なテーパーをつけます。
この調子だと穂先を10cmほど跳ね上げるだけでフッキングしますし、
フッキングしなくても仕掛け自体はあまり大きく動かないので群れを散らしにくいんじゃないかと思ってます。
赤い部分が削り上げた後のイメージです。

ちょっと長くなってきたので続きはまた今度~
私は竿の考察というか作り方でも紹介してみたいと思います。
ドーム船とか氷上の穴釣りだとごく短い竿が主流で、
素材もカーボン・ホズボン・グラスソリッド・金属板等いろいろあるようです。
ただ、私がメインフィールドにしている伊自良湖や入鹿池ではボートでの釣りのため、
1m前後の長めの竿が使われています。
私も最初は市販の竿を使っていたのですが、
感度や調子の面で不満があったので数年前から自作してます。
まずは穂先の選定
ボート用のワカサギ竿の素材として使えるのはグラスソリッドかカーボンソリッドの二種類かと思います
継げばホスボンも使えそうですが、うちの近くの釣具屋では見かけたことがありません。
あと、写真で見る限り結構テーパーが急なので継ぐ相手もかなり太めになりそう。
カーボンソリッドは張りが合ってアワセはきれいに決まるんですが、
前アタリを取れる細さまで削り込むとパキッっと折れやすいので却下。
ということでグラスソリッドを素材に選びます。
次に長さです
手元から竿先まで一本のグラスソリッドで作るか、
バットを中空カーボンにするかで選ぶ長さも変わります。
一本のソリッドで作ると不意に鯉とかがかかってもまず折れませんがちょっと重くなります。
継ぐと軽く作れますが、作るのがちょっと面倒。
一本で作る場合グラスソリッドは90~120cm(1000円ちょい)、継ぐ場合は40cm前後(500円ぐらい)のでOKです。
継ぐ場合は相手になるブランクも一緒に買っておきましょう(300円前後)
いいブランクが見当たらない場合は使い古した延べ竿や磯竿の穂先から2節目でもOKです。
ではいよいよ加工です。
継がずに作る場合はこの工程は必要ありません。
中空ブランクの細いほうにグラスソリッドを細いほうから差込みます。
入るところまで差し込んだら飛び出た部分を3cmぐらい残してカットします。

カットしたら残した部分をサンドペーパーで削り、ブランクの太いほうから差し込んでしっかり固定されるようにテーパーをつけます。

再び共通の工程です
グラスソリッドを電動ドリルに咥えさせ、回転させながらサンドペーパーで好みの調子になるまで削っていきます。
最初は60番ぐらいのサンドペーパーで、好みの調子に近づくにつれて
60→180→300→400→600→1000と徐々に細かくして表面を滑らかにしていきます。
細くなった部分にサンドペーパーを当てるときは強く当てすぎると折れてしまいますので軽く当てるようにしましょう。
調子については個人の好みですが、比較すると
緩い テーパー 急
鈍感 感度 敏感
しにくい フッキング しやすい
バレにくい バレやすさ バレやすい
折れにくい 耐久性 折れやすい
って感じです。
私はだいたい穂先10cmを0.3mmまで削り、そこから10cmぐらいでもともとの太さになるような感じでわりと急なテーパーをつけます。
この調子だと穂先を10cmほど跳ね上げるだけでフッキングしますし、
フッキングしなくても仕掛け自体はあまり大きく動かないので群れを散らしにくいんじゃないかと思ってます。
赤い部分が削り上げた後のイメージです。

ちょっと長くなってきたので続きはまた今度~
2009年07月16日
鮎ダモ修理2
ちょっと間が空いてしまいましたがタモの修理の続きです。
全開目釘の処理まで終わったタモをに軽くサンドペーパーをかけます。
サンドペーパーをかけずにカシューを塗ると、竹の油で上手くぬれないことが多いので…
握り上部に糸を巻いてみました。
目釘で止めてあるので糸自体に対して意味はありませんが、
あったほうがなんかかっこよさげ?
ちなみに糸はただのタコ糸ですが、カシューが染み込むといい色出してくれます。
塗り一回目
倍ぐらいに薄めたカシューを満遍なく塗り、タモのフレームを持ってゆっくり回し続けます。
回していないと塗料が垂れてムラになってしまいます。
垂れなくなるまでおよそ20~30分ほど回し続けます。
釣竿ならばロッドドライヤーで回転させられますが、
タモだとロッドドライヤーにセットできないので手で回すしかありません。
まあ、ロッドドライヤーも持ってないんですけどね(笑)

で、一回目の塗り終了。
完全に固まるまで丸一日かかるので、塗りは一日一回です。
以下、塗装が厚くなってしまった部分を400番のサンドペーパーで整えつつ塗りを繰り返します。
~~~作業としては同じなので割愛~~~
塗り7回目
塗装の厚みが全体的に厚くなってきたところで、最後の塗りです。
800のサンドペーパーで全体を滑らかにしてでこぼこをなくし、
3倍ぐらいに薄めたカシューをサッっと塗ります。
これまたクルクル回転させてから一日放置。
ようやく完成となりました。

色がかなり濃くなりましたが、防水性は抜群。
これまで塗ったうちでは一番綺麗に仕上がりました。
あと2ヵ月半もするとワカサギの解禁なので、今度は自分の竿をつくろうかなー
全開目釘の処理まで終わったタモをに軽くサンドペーパーをかけます。
サンドペーパーをかけずにカシューを塗ると、竹の油で上手くぬれないことが多いので…
握り上部に糸を巻いてみました。
目釘で止めてあるので糸自体に対して意味はありませんが、
あったほうがなんかかっこよさげ?
ちなみに糸はただのタコ糸ですが、カシューが染み込むといい色出してくれます。
塗り一回目
倍ぐらいに薄めたカシューを満遍なく塗り、タモのフレームを持ってゆっくり回し続けます。
回していないと塗料が垂れてムラになってしまいます。
垂れなくなるまでおよそ20~30分ほど回し続けます。
釣竿ならばロッドドライヤーで回転させられますが、
タモだとロッドドライヤーにセットできないので手で回すしかありません。
まあ、ロッドドライヤーも持ってないんですけどね(笑)

で、一回目の塗り終了。
完全に固まるまで丸一日かかるので、塗りは一日一回です。
以下、塗装が厚くなってしまった部分を400番のサンドペーパーで整えつつ塗りを繰り返します。
~~~作業としては同じなので割愛~~~
塗り7回目
塗装の厚みが全体的に厚くなってきたところで、最後の塗りです。
800のサンドペーパーで全体を滑らかにしてでこぼこをなくし、
3倍ぐらいに薄めたカシューをサッっと塗ります。
これまたクルクル回転させてから一日放置。
ようやく完成となりました。

色がかなり濃くなりましたが、防水性は抜群。
これまで塗ったうちでは一番綺麗に仕上がりました。
あと2ヵ月半もするとワカサギの解禁なので、今度は自分の竿をつくろうかなー
タグ :釣具製作
2009年07月09日
鮎ダモ修理1
ネタがないので釣具の修理記録でも…
ちなみに、写真を撮り始めたのがある程度作業が進んでからなので途中までは写真がありません。
といっても自分のでは有りません。
会社の釣り仲間のタモです。
父親が昔使っていたらしいのですが、
そのときにグリップを短く加工してあったらしく、
なんとか長く出来ないかということで預かりました。
かなり太目の布袋竹の在庫があったので、それを利用することにしました。

まずはもともとのグリップからジョイント金具(イメージ画像の黒部分)を外そうとしますが、
強力に接着されているらしく外れません。
なので、グリップを削って竹の内径にあわせてはめ込むことにしました。
が、もともとのジョイント部を覆うようにアルミのカバー(イメージ画像の灰部分)がついており、
これも外せない。
仕方ないのでアルミ部分を棒ヤスリで切断しました。
このとき暑くて扇風機をかけていたのが大失敗。
削ったアルミ粉末が太ももの上にこぼれてチクチク痛い!
続いてグリップを削っていきますが、これが意外に硬くなかなか削れません。
ひとまず内径ギリギリの太さまで削ってから、やや楕円形になるようにさらに削っていきます。
これは竹に差し込んで樹脂で固定したときに回転してしまうのを防ぐためです。
結局アルミ部分の除去ともともとのグリップを削るのに3時間かかってしまいました。
いい感じに削れたら、コニシボンドのウッドエポキシを削ったグリップに塗りつけ、新しいグリップの竹に差し込みます。
ウッドエポキシは硬化するときに縮まないので隙間が出来ず、釣具の製作にはうってつけです
竹の中に水が入ると痛む原因になるので、隙間が出来ないようしっかりと押し付けます。
ついでにグリップの尻側にもつめておきました。
と、ここでようやく写真を撮っていないことに気づきました(笑)
ウッドエポキシが切削可能な硬さになるまで2日ほど放置し、カッターで削って形を整えます。
あまり長時間放置しておくと完全に硬化し、加工が大変になるので要注意です。
タモ本隊と竹の間のライトブラウンの部分がウッドエポキシです。

続いてキリで穴を開け、竹の割り箸をぴったりの太さに削ったものに接着剤を付けて刺し固定します。
回転やすっぽ抜けを防ぐための目釘の代わりです。

また1日放置して接着剤が完全に乾いたら飛び出た部分を切断し、グリップから飛び出さないように削ります。

これで削ったり固定したりの部分は終了です。
あとは塗装工程ですが、長くなってきましたのでまた次回~
ちなみに、写真を撮り始めたのがある程度作業が進んでからなので途中までは写真がありません。
といっても自分のでは有りません。
会社の釣り仲間のタモです。
父親が昔使っていたらしいのですが、
そのときにグリップを短く加工してあったらしく、
なんとか長く出来ないかということで預かりました。
かなり太目の布袋竹の在庫があったので、それを利用することにしました。

まずはもともとのグリップからジョイント金具(イメージ画像の黒部分)を外そうとしますが、
強力に接着されているらしく外れません。
なので、グリップを削って竹の内径にあわせてはめ込むことにしました。
が、もともとのジョイント部を覆うようにアルミのカバー(イメージ画像の灰部分)がついており、
これも外せない。
仕方ないのでアルミ部分を棒ヤスリで切断しました。
このとき暑くて扇風機をかけていたのが大失敗。
削ったアルミ粉末が太ももの上にこぼれてチクチク痛い!
続いてグリップを削っていきますが、これが意外に硬くなかなか削れません。
ひとまず内径ギリギリの太さまで削ってから、やや楕円形になるようにさらに削っていきます。
これは竹に差し込んで樹脂で固定したときに回転してしまうのを防ぐためです。
結局アルミ部分の除去ともともとのグリップを削るのに3時間かかってしまいました。
いい感じに削れたら、コニシボンドのウッドエポキシを削ったグリップに塗りつけ、新しいグリップの竹に差し込みます。
ウッドエポキシは硬化するときに縮まないので隙間が出来ず、釣具の製作にはうってつけです
竹の中に水が入ると痛む原因になるので、隙間が出来ないようしっかりと押し付けます。
ついでにグリップの尻側にもつめておきました。
と、ここでようやく写真を撮っていないことに気づきました(笑)
ウッドエポキシが切削可能な硬さになるまで2日ほど放置し、カッターで削って形を整えます。
あまり長時間放置しておくと完全に硬化し、加工が大変になるので要注意です。
タモ本隊と竹の間のライトブラウンの部分がウッドエポキシです。

続いてキリで穴を開け、竹の割り箸をぴったりの太さに削ったものに接着剤を付けて刺し固定します。
回転やすっぽ抜けを防ぐための目釘の代わりです。

また1日放置して接着剤が完全に乾いたら飛び出た部分を切断し、グリップから飛び出さないように削ります。

これで削ったり固定したりの部分は終了です。
あとは塗装工程ですが、長くなってきましたのでまた次回~

タグ :釣具製作
2009年06月18日
竿立て製作
皆さんは三脚型の竿立てを使っていて不便だと感じたことはありませんか?
複数本竿を出したときに糸が交差したり、
他の竿が邪魔で巻きにくかったり、
砂浜だと竿立ての足が埋まってしまったり、
水を入れたバケツを吊るさないとバランス崩れて倒れたり…
そんな経験はないでしょうか?
あると思います。
あるはずです!
あるんです!
そこで今回は簡単に作れてそこそこ使える竿立ての作り方を紹介したいと思います。
まあ、誰でも思いつくし実際作ってる人も多いのでなにをいまさらという感じもしますが。
1.
材料
アングル材 1800mm・・・698円
VU管 40mm×2000mm・・・338円
バインド線…10m・・・プライスレス(倉庫にあった)
2.
まずはアングル材を三等分します。
金属製なのでそこそこ硬いですが、どこのご家庭にもある

チップソーや
ジグソーや

ディスクグラインダー
を使えば簡単に切ることが出来ます。
今回はチップソーを使用しました。
チップソー、ディスクグラインダだと切った後に先を尖らせることも簡単なのでおすすめです。

もし上記の工具が無い場合は、ダイソーで金属用の糸ノコでも買ってきましょう。
根性入れれば棒ヤスリでも切れると思います。
3.
続いてVU管をカットします。
こちらはアングル材よりさらに簡単で、普通のノコギリでも切れます。
今回はアングル材のついでにチップソーで一緒に切断しちゃいました。

4.
後はバインド線で適当に固定するだけです。
砂浜に刺したり、石積みの間に差し込んで固定するので、
アングル材の下端から30cmほどはあけておきましょう。
VU管の下端にハンドドリルやキリで穴をあけ、
開けた穴とアングル材の穴を通したバインド線で上下に動かないように固定します。
開けた穴を通したバインド線が竿尻が下がりすぎる役目も果たしてくれます。

見てくれは悪いですが、実用には問題ありません。
石積みの間に差し込む場合はどんな角度でも大丈夫ですが、
砂浜にさす場合はあまり寝かせて刺すと倒れてしまいますので、45°程度の角度をつけて使います。
なお、材料費をケチらないなら、アングル材をVU管の上端まで伸ばしてやると、
硬い地面でもハンマーで打ち込むことができます。
その他、ボルトや蝶番と組み合わせれば角度調整やコンクリの上でも使えるように作れますが、
市販の竿立て買ったほうが安く付くぐらいの話なので…
複数本竿を出したときに糸が交差したり、
他の竿が邪魔で巻きにくかったり、
砂浜だと竿立ての足が埋まってしまったり、
水を入れたバケツを吊るさないとバランス崩れて倒れたり…
そんな経験はないでしょうか?
あると思います。
あるはずです!
あるんです!
そこで今回は簡単に作れてそこそこ使える竿立ての作り方を紹介したいと思います。
まあ、誰でも思いつくし実際作ってる人も多いのでなにをいまさらという感じもしますが。
1.
材料
アングル材 1800mm・・・698円
VU管 40mm×2000mm・・・338円
バインド線…10m・・・プライスレス(倉庫にあった)
2.
まずはアングル材を三等分します。
金属製なのでそこそこ硬いですが、どこのご家庭にもある

チップソーや

ジグソーや

ディスクグラインダー
を使えば簡単に切ることが出来ます。
今回はチップソーを使用しました。
チップソー、ディスクグラインダだと切った後に先を尖らせることも簡単なのでおすすめです。

もし上記の工具が無い場合は、ダイソーで金属用の糸ノコでも買ってきましょう。
根性入れれば棒ヤスリでも切れると思います。
3.
続いてVU管をカットします。
こちらはアングル材よりさらに簡単で、普通のノコギリでも切れます。
今回はアングル材のついでにチップソーで一緒に切断しちゃいました。

4.
後はバインド線で適当に固定するだけです。
砂浜に刺したり、石積みの間に差し込んで固定するので、
アングル材の下端から30cmほどはあけておきましょう。
VU管の下端にハンドドリルやキリで穴をあけ、
開けた穴とアングル材の穴を通したバインド線で上下に動かないように固定します。
開けた穴を通したバインド線が竿尻が下がりすぎる役目も果たしてくれます。

見てくれは悪いですが、実用には問題ありません。
石積みの間に差し込む場合はどんな角度でも大丈夫ですが、
砂浜にさす場合はあまり寝かせて刺すと倒れてしまいますので、45°程度の角度をつけて使います。
なお、材料費をケチらないなら、アングル材をVU管の上端まで伸ばしてやると、
硬い地面でもハンマーで打ち込むことができます。
その他、ボルトや蝶番と組み合わせれば角度調整やコンクリの上でも使えるように作れますが、
市販の竿立て買ったほうが安く付くぐらいの話なので…

タグ :釣具製作