真鯛を喰らう

釣食人

2012年07月26日 21:25




こんなでかい真鯛捌いたことないっての。
愛用の身卸包丁では長さが足りず、すごく捌きにくかった…
大きい出刃を買う時かも。

捌いてて分かったのは、天然は産卵後で脂が抜けてしまっている。
産卵後のしぼんだ卵巣が入っていました。
脱走兵は脱走からの日がまだ浅く、卵巣も未成熟で身に脂がのっている。
この時点で天然は加熱、脱走兵は生食メインに決定。







まずは刺身から
刺身にすると脱走兵は脂でツヤツヤしていて、天然はなんだか残念な感じ。
真ん中から左が脱走兵、右が天然だけとテカり方が違うのがわかるかな?
脱走兵は脂乗ってるけど、養殖特有の臭さは抜けててGood。
醤油のみで食べると味の違いが良く分かる。
天然はぜひ産卵期前に食べたかった。来年は春先に狙ってみよう。
ポン酢とゴマ油と万能ネギを混ぜたタレにつけると天然のほうも美味しく食べられます。







野菜と一緒に市販のカルパッチョソースをかけると天然も養殖も味が変わらなくなってしまった。
というか、香りが強すぎてよっぽど特徴ある魚じゃないと全部同じ味に感じてしまう。
醤油ドレッシングとかで食べたほうが美味しかったね。







兜焼にはかなり苦戦。頭硬すぎで(物理的な意味で)、包丁がまともに入らない。
悪戦苦闘しながらなんとか割って、塩振ってグリルへ。
中骨も一緒に焼いておく。ホホ肉がでかくて締まってて旨し。
養殖のほうがカマ周辺に脂があって美味。
中骨についた肉も干物の表面みたいで美味しかった。










続いて兜煮。
こっちは天然も養殖もあんまり味がかわらなかったかな。
無難な感じ。平常運行。







ムニエルにすると、バターで脂が補われて天然のほうも良い感じに。
カリッっと焼けた皮が香ばしくていい。
ホワイトソースとかトマトソースかけてもよかったかも?







切り身をピチットシートで包んで冷蔵庫で一夜干し(正確には三夜干し)。
じっくり水分を抜いたおかげで身の旨味はギュッっと濃縮。
塩はしてあったけど、醤油をちょっと垂らすと香りが立ってご飯が進む。
香り付けに親父の日本酒を使ったのは本人には内緒だ。






前回のタックルは自作テンヤ5号+↓の組み合わせ。
ロッドのほうは釣行前日に届いたばかりでした。
まさか買って一回目の入魂釣行で大マダイが釣れるとは…
文句なしの一軍確定です。
適度に張りがあるので、重めのテンヤを使うときにはすごくいい感じです。
テンヤ3号・15mまでは夢人テンヤ真鯛SP210、それ以上はこのロッドと使い分けていきます。

さて、今週は金曜日に会社でパーティ、土曜日は片付けなので、日曜日に出撃予定です。




アルファータックル(alpha tackle) 夢人 テンヤ 真鯛 GAME 240








シマノ(SHIMANO) 11 バイオマスター C3000HG




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